数珠は男女で買うべきものが分かれる?数珠袋って何?数珠の基礎知識

白い数珠

日本では仏教が浸透しているといっても、全員が仏教徒というわけではありません。
そのため、数珠については、あまり詳しくないという人も多いでしょう。
男女それぞれに分かれていることや、数珠袋があることを知らないという人もいるかもしれません。
購入するときに困ることになる可能性があるので、ここでは、数珠に関する基礎知識をご紹介していきます。

数珠は男性用と女性用に分かれる

実は、特に略式数珠は、男性用と女性用で分かれています。
球数が18~22で調整されており、珠が大きめになっているのが男性用です。
女性用の数珠の場合は、珠が6~8ミリ程度に小さく、可愛らしい印象になっています。
基本的には自分の性別に合わせた数珠から選んでおけば、周囲から「異性用の数珠を使っている……?」というような目で見られることもないでしょう。

ただし、こちらは手の大きさによる使いやすさや、男性や女性で好みやすい色合いが違うために、性別を分けているに過ぎません。
マナーや宗教的な決まりがあるわけではなく、現在はジェンダーレスな時代を迎えてもいます。
どちらを選んだとしても問題はないので、自分の性別とは違う方が良いと思えたら、素直にそちらを選んでも良いでしょう。

数珠は数珠袋とセットで購入する

数珠は単品でも購入できますが、なるべく数珠袋(あるいは数珠ケース、数珠入れ)と一緒に購入するようにしましょう。
実は、数珠をそのまま持ち歩くのは良くないとされています。
仏様や亡くなった人と向き合い、自分を守ってくれるアイテムである数珠は、キリスト教におけるロザリオに該当する重要度を持っています。
持ち歩くときやテーブルに置く際には、数珠袋に収めるのがマナーです。
数珠袋に入れることで汚れを防ぎ、長持ちさせることもできるので、数珠袋も忘れず購入するようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。